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Notionのデータベースのセレクトプロパティを一括設定する裏技

この記事では、Notion のデータベースのセレクトプロパティ(またはマルチセレクトプロパティ)に、データを一括設定する裏技を紹介します。

例えば以下のツイートでは、Notion AI を使って 47 都道府県をセレクトプロパティに一気に設定しています。

Notion AI を使えない場合は、ChatGPT を使っても同じようにできます。

Notion AI の基本的な使い方や活用事例について知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。

▼ Notion AI の公式リンクはこちら

Notion AI を使ってセレクトプロパティを一括設定する方法

ここでは、上記のツイートのように 47 都道府県をセレクトプロパティに設定する方法を例として解説します。

まずはデータベースに「AI:カスタム自動入力」プロパティを作成します。

「AI:カスタム自動入力」プロパティをデータベースに作成
「AI:カスタム自動入力」プロパティをデータベースに作成

続いて、以下のプロンプトを設定し「変更を保存」をクリックします。

47都道府県をカンマ区切りで出力して。
順番は北から順にして。
プロンプトを設定し「変更を保存」をクリック
プロンプトを設定し「変更を保存」をクリック

以下のように任意の 1ページで「更新」をクリックします。すると、カンマ区切りで 47都道府県が入力されます。

AI プロパティで 47 都道府県をカンマ区切りで設定
AI プロパティで 47 都道府県をカンマ区切りで設定

最後にテキストプロパティをセレクトプロパティ(またはマルチセレクトプロパティ)に変更します。これで一気に 47 都道府県を設定することができました。ただし、タグの色はご自身で設定する必要があります。

テキストプロパティをセレクトプロパティに変換
テキストプロパティをセレクトプロパティに変換

この方法は、カンマ区切りの文字列をテキストプロパティに設定しておき、テキストプロパティからセレクトプロパティに変換することで一気にタグを設定できるという裏技を使っています。都道府県以外にもカンマ区切りでデータを用意すれば同じように使える裏技なので、必要な方はぜひ試してみてください。

Notion AI についてあまり良く知らないという方は以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

ChatGPT を使ってセレクトプロパティを一括設定する方法

Notion AI を使えない場合は、ChatGPT で代替することができます。ChatGPT で以下のように質問してみてください。すると、カンマ区切りのデータが返ってくるので、その内容をコピーして上記のようにテキストプロパティに貼り付けた後で、セレクトプロパティに変換してください。

ChatGPT でカンマ区切りのデータを出力
ChatGPT でカンマ区切りのデータを出力

おわりに

今回は、Notion のデータベースにセレクトプロパティを一括設定する裏技を紹介しました。便利な裏技なので、ぜひ活用してみてください。

Notion AI の基本的な使い方や活用事例について知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。

▼ Notion AI の公式リンクはこちら

この記事の執筆者

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チャベス

Web ライター・ディレクター。Notion 公式のおすすめのテンプレートクリエイター。個人で Notion をちょっと便利にする Chrome 拡張機能を開発中。代表作は「NotionSidebarHider」「Notion文字数カウント」。本業はメーカーで研究開発をしているエンジニア。

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